TIPS 2016年3月27日

UrJTAGを使ってSVFファイルをプログラムする

UrJTAGは汎用のJTAGインタフェース制御用のソフトウェアです。UrJTAGを使えば一般的なJTAGダウンロードケーブルや自作ケーブルを使ってさまざまなデバイスに書き込むことができます。

UrJTAGが対応する対応するダウンロードケーブル一覧

この記事では、Altera用のJTAGダウンロードケーブルであるUSB Blasterを使って、SVFファイルをプログラムする方法のメモです。

UrJTAGインストール

ダウンロードはこちらです。最新版は0.10です。Windowsであればurjtag-0.10.exeをダウンロードします。

インストールする際に、urjtag-0.10.exeをそのままクリックすると、権限不足でインストールできません。urjtag-0.10.exeを右クリックして管理者として実行します。

UrJTAGによる書き込み

インストールされると、WindowsのプログラムメニューにUrJTAGのフォルダが作成されます。フォルダの中のJTAG Shellをクリックすると、コンソールが立ち上がります。UrJTAGはテキストのコマンドにより操作します。

まず、ダウンロードケーブルをUrJTAGに認識させます。事前にダウンロードケーブルに必要なドライバがインストールされている必要があります。

jtag> cable UsbBlaster

UsbBlasterの部分は、ダウンロードケーブルにより変えてください。
ダウンロードケーブルが認識されたら、デバイスを認識します。

jtag> detect

(出力例)
IR length: 5
Chain length: 1
Device Id: 01011001001001100100000000010011
Manufacturer: Intel
Part: PXA250
Stepping: C0
Filename: /usr/local/share/urjtag/intel/pxa250/pxa250c0

この状態でsvfコマンドを使用して、svfファイルを再生(書き込み)します。

jtag> svf (svfファイルへのパス) stop progress

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