太陽光バッテリー充電制御モジュール 10A MPPT方式 液晶表示付

品番:
182
メーカー:
東京デバイセズ
メーカー型番:
IW1618-GX
JAN:
4560457400519
販売開始:
2014年10月

カテゴリ:
バッテリー充電器(MPPT)    
シリーズ:
IW16X8    
太陽光バッテリー充電制御モジュール 10A MPPT方式 液晶表示付の写真1
写真1:IW1618-GX外観
太陽光バッテリー充電制御モジュール 10A MPPT方式 液晶表示付の写真2
写真2:大型ヒートシンクでファンレス駆動が可能
太陽光バッテリー充電制御モジュール 10A MPPT方式 液晶表示付の写真3
写真3:5.5sqまでのケーブルに対応
太陽光バッテリー充電制御モジュール 10A MPPT方式 液晶表示付の写真4
写真4:基板上にヒューズを搭載
太陽光バッテリー充電制御モジュール 10A MPPT方式 液晶表示付の写真5
写真5:標準接続図

ソーラーパネルからの電力を高効率かつ安全に鉛蓄電池に充電するチャージコントローラです。10Aの大電流に対応。液晶画面付きで発電電力やバッテリー電圧が確認できます。

パネルの力を最大限に引き出します

単純にソーラーパネルをバッテリーに接続しても本来の発電能力は発揮されません。ソーラーパネルには、最大の出力が得られる電圧・電流があり、最大電力点と呼ばれます。最大電力点から外れた発電は効率が悪化します。より多くの電力を得るためには、ソーラーパネルを増やす前に、チャージコントローラの発電効率を上げることを検討してください。

MPPT(最大電力点追跡アルゴリズム)は、パネルの種類や天気や温度によりダイナミックに変化する最大電力点を自動追跡し、従来のPWM方式のコントローラでは熱損失になっていた入出力電位差を電圧電流変換回路により無駄なく再生します。

PWM方式のチャージコントローラと置き換えることで、必要な太陽光パネルの面積を減少させたり、同じ面積のパネルからより多くの電力を得ることができます。

コストパフォーマンスと品質、国産設計

ハードウェアのデザインおよびファームウェアの開発から実環境試験まですべて国内で行われています。MPPTチャージコントローラの性能は搭載部品に大きく依存します。特にスイッチ素子とコイルは重要です。IW1618-GXではスイッチ素子にInternational Rectifier社の大容量MOSFET素子を使用。また、コイルにもBourns社の大型トロイダルコイルを使用しています。また、独自のMPPTアルゴリズムにより部品が持つ能力を最大限に発揮します。熱設計の最適化により、10Aの電流容量を実現しながらもファンレスで非常にコンパクトです。

バッテリーに優しい低消費電流タイプ

チャージコントローラを選定する際にポイントとなるのが自己消費電流です。ソーラーパネルが発電しない夜間や雨天の際でも、チャージコントローラはわずかな電流を必要とします。この自己消費電流が大きいと利用できるバッテリーの電力が少なくなります。IW1618-GXは随時適切に電源を制御することで、極めて小さい自己消費電流(約0.7mA)を実現しました。

IW1618-GX仕様

対応ソーラーパネル解放電圧 16-28V 出力 250W以下
対応バッテリー12V 鉛蓄電池
充電制御方式MPPT(最大電力点追跡)
充電電圧バルク/アブソーブ 14.4V フロート 13.8V
定格出力120W 最大150W
効率最大94.3%
保護機能バッテリー逆接続保護、過電流保護・過電圧保護
自己消費電流700μA (スリープ時)
コネクタ仕様0.2sq~5.5sq (10-24AWG)
モジュール寸法102 x 75 x 40 mm 固定用M3ネジ穴×4

注意事項

・バッテリーとソーラーパネルのケーブルは、ターミナルブロック(基板左右の緑色部品)で接続します。
・本製品にはバッテリやソーラーパネルは付属しません。別途ご用意ください。太陽光発電は充放電が多くなるため、ディープサイクル・バッテリーを推奨します。
・本製品は基板のみの販売です。ケースはありません。屋外使用時や組み込み時には、ケースへの封入や防湿加工など、対策を適宜行ってください。
・最大出力時には基板温度が周囲温度より50度程度上昇しますので、触れないようにしてください。

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