東京デバイセズは6月20日、汎用のUSB距離センサTDSN5200を発売します。
TDSN5200はST社製のセンサ素子VL53L4CXを採用し、VCSEL(垂直共振器型面発光レーザ)とSPAD(Single Photon Avalanche Diode)アレイの組み合わせにより、最大6mまでの距離をmm単位で測定できます。センサのサイズは約4x2cmの小型で省電力のためRaspberry Piなどのシングルボードコンピュータからも利用可能です。従来の超音波方式の距離センサと比較して、小型・視野角が狭い(18°)・センサ手前にカバーガラスを設置できる、といった特徴があります。Windows/Linuxから利用できる制御ソフトウェアが付属し、ロボット、モニタリング、セキュリティなど各分野のアプリケーション開発に利用できます。