太陽光バッテリー充放電制御モジュール 電圧カスタム可能

品番:
124
メーカー:
東京デバイセズ
メーカー型番:
IW1208-YL
JAN:
4560457400373
販売開始:
2013年07月

カテゴリ:
バッテリー充電器(PWM)    
太陽光バッテリー充放電制御モジュール 電圧カスタム可能の写真1
写真1:IW1208 外観
太陽光バッテリー充放電制御モジュール 電圧カスタム可能の写真2
写真2:パネル・負荷・バッテリーの各端子
太陽光バッテリー充放電制御モジュール 電圧カスタム可能の写真3
写真3:内蔵ATCヒューズ

ソーラーパネルと蓄電池を組み合わせることで、商用電源がない場所でもライトやポンプなど運用できる電源モジュールです。充電電圧の設定など豊富なカスタマイズ機能が特徴です。

別売のカスタムツールキット(IW1208-PCK)を使用することで、充電電圧を自由に変更したり、夜間のみ負荷端子をオンにする夜間オン機能を追加できます。夜間オン機能を使用することで、簡単にソーラーライトを構築できます。

おすすめポイント

・一般的なチャージコントローラの基本的な機能に加えて、豊富なカスタマイズ機能が特徴です。数値を変えながら試作や実験ができます。

・充電電圧を変更できますので、鉛蓄電池ではなくリン酸鉄リチウム電池(LiFePO4)などの電圧範囲に設定することも可能です。(LeFePO4電池に対応することを保証するものではありません。カスタムは自己責任にて実施してください。)

・満充電に近づくと自動的にトリクル充電に移行します。常時接続したままでの運用が可能です。

・負荷端子に過放電防止機能があります。バッテリーの放電が進んで電圧が低下すると、劣化を防ぐために自動的に負荷との接続を切り離します。その後、充電によってバッテリー電圧が上昇すると復帰します。

パソコン接続により各種機能をカスタム可能

専用のカスタムツールキット IW1208-PCKを使用することで、IW1208-YLの色々なパラメータを調整できます。

・バルク/アブソーブ充電電圧
・フローティング充電電圧

・過放電保護カットオフ電圧
・過放電保護リカバリ電圧

・夜間オン機能
・夜間開始電圧
・夜間終了電圧

負荷端子付き

12Vのライトやポンプなどの負荷を接続できます。※電流が10Aを超える負荷は接続できません。消費電力の大きいインバータ等は接続できません。

ヒューズ搭載

万が一のショートの際にヒューズが切れて発煙・発火を防ぎます。

東京デバイセズ IW1208-YL仕様

・対応バッテリー 12V鉛蓄電池(開放,密閉式)
 容量 10Ah以上
・対応ソーラーパネル 開放電圧28V以下、かつ、出力150W以下
・対応負荷 負荷電流10Aまで
・充電方式
 デジタルPWM制御CVCC
 3ステート方式(バルク、アブソーブ、フロート)
・充電電圧 (※カスタム可能)
 パルク・アブソーブ 14.4V
 フローティング 13.8V
・負荷端子の夜間オン機能
 夜間開始ソーラーパネル電圧条件 3.5V以下
 夜間終了ソーラーパネル電圧条件 10.5V以上
 ※夜間オン機能はパソコン接続ツールを用いて有効にできます
・保護機能
 過電圧保護
 過熱保護 70℃
 過電流・逆接続保護(15Aヒューズ搭載)
・使用温度範囲 0-40℃
・通信方式 専用シリアルケーブルによる
・表示部 LEDインジケータ ×1
・基板寸法 96mm × 60mm × 15mm

別途必要なもの

・本品はバッテリーとソーラーパネルを組み合わせて使用します。12Vバッテリーとソーラーパネルをご用意ください。

・バッテリーやソーラーパネルとの接続にはケーブルが必要です。1.25sq程度の太めのケーブルをお勧めします。

・カスタム機能を利用するためには別売のカスタムツールキット(IW1208-PCK)が必要です。カスタムしない場合には、充電電圧や過放電保護の電圧は標準のままとなります。また、負荷端子の夜間オン機能は利用できません。

・負荷に見合う電池容量やソーラーパネルの大きさを知りたい方は、自作ソーラー発電システムの簡易シミュレーターでご確認ください。

よくある質問

Q. 充電電圧のカスタムに上限/下限は?
A. 最低10.5V、最高16.0Vの範囲で設定できます。

Q. 過放電保護電圧の上限/下限はありますか?
A. カットオフ電圧およびリカバリ電圧は、最低10.5V、最高16.0Vの範囲で設定できます。

Q. どんな電池に対応しますか?リチウムイオン電池やニッケル水素電池を充電できますか?
A. 電池の仕様によります。 次の要件1~4を満たす電池であれば対応します。詳しくは電池メーカーにご確認ください。

(1) 定電圧充電方式に対応していること
(2) 最大充電電流が、接続するソーラーパネルの短絡電流よりも小さいこと
(3) 定電圧充電電圧が10.5V~16.0Vの間であること
(4) 満充電状態になった後トリクル充電(数十mA)をしても問題がないこと

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